「 香港 」 一覧
2022/11/16
ピーチ航空の香港―大阪、1月再開
日本が海外からの個人旅行受け入れを解禁したことを受け、航空会社は続々と日本と香港を結ぶフライトを再開または増便している。11月11日の香港メディアによると、LCCのピーチ航空は来年1月21日に香港―大阪(関空)便の運航を再開すると発表した。片道運賃は790ドルからとなる。ピーチ航空はホームページに来年1月21日~3月25日のフライトスケジュールを掲載。大阪発は午後9時15分で香港着が午前零時45分、香港発は午前1時35分で大阪着が午前6時5分となっている。運賃に燃油サーチャージは加算されないが、空港税が加算されるほか、預け入れ荷物と事前の座席指定は別途徴収される。 参考文献:香港ポスト
2022/11/14
ビクトリア公園花市の露店入札開始
春節(旧正月)前の風物詩である年宵花市(2023年)の露店の出店オークションが始まった。11月9日の特区政府新聞公報によると、香港最大の花市会場となるビクトリア公園の露店オークションが同日から始まり、初日は計120個の湿貨(生花)ブースがオークションを経てすべて貸し出された。特区政府食物環境衛生署によると、同日オークションに出されたブースの落札価格は開始値の8000ドルから5万6000ドルで、平均落札価格は2万9770ドルとなっている。最高値がついた5万6000ドルは開始値の約10.3倍に達した。成約総額は357万2500ドルとなっている。ビクトリア公園の残り55個の湿貨ブースは10日にオークションが行われる。 参考文献:香港ポスト
2022/11/11
観光業界、東南アジア旅客呼び込む
香港旅行社東主協会の葉慶寧・会長はこのほど、ツアー客の入境制限緩和について正確な方向性で邁進していくと表明した。11月8日付香港各紙によると、葉会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行前はツアーで来港する旅行客は多くはなく、大部分は東南アジアと中国本土からの旅行客と説明。本土はまだ出入境を全面的に開放していないため、新措置がターゲットとする市場は主に東南アジアであると指摘した。葉会長は「旅行客が来港するにはインセンティブが必要だ。他の地域は通貨安となっているため、新措置の魅力に影響するとみられる。ツアーで来港する旅行客がどのくらいいるか分かるまでに2カ月はかかる」と述べた。入境旅遊接待協会の梁耀霖・主席は「政府の新措置は旅行客の来港に有利。まず東南アジアの旅行客が来港するが、すぐさま多くの人が来港することは期待できない。ツアー客がゼロの状況から段階的に20~30%増加する」との見方を示した。タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポールの旅行客は約3年来港していないことから来港意欲が比較的高く、フィリピンはすでに航空会社3社が香港便を再開したという。 参考文献:香港ポスト
2022/11/09
米国に追随し香港の各銀行も利上げ
米国が予想通り0.75%利上げしたのを受けて香港の銀行も9月に続いて再び追随で利上げした。11月4日付香港各紙によると、香港上海銀行(HSBC)が3日、最優遇貸出金利(プライムレート)と預金金利を0.25%引き上げ、恒生銀行、スタンダード・チャータード銀行、中国銀行(香港)も追随して利上げした。HSBC、スタンダード・チャータード銀行、中国銀行(香港)のプライムレートは5.375%となり、アナリストは今後6%まで引き上げられると予測している。香港金融管理局(HKMA)の余偉文・総裁は、米国が引き続き利上げすれば香港ドル金利もさらに上昇するとの見方を示し、市民に金利が引き続き上昇するのに備えるよう呼び掛けた。 参考文献:香港ポスト
2022/11/07
キャセイ、福岡線・中部線を再開
香港の入境制限の緩和が進むなかキャセイパシフィック航空は、12月以降の日本路線の復便・増便について発表した。福岡線、中部線ともに2年8か月ぶりの再開となる。福岡発着便は、12月16日より福岡・香港間を週3往復で再開し、2023年1月1日以降は週7往復(毎日1便)運航する。名古屋発着では、23年1月1日より名古屋・香港間を週4往復で再開する。また羽田・香港間は11月1日からの羽田発午後便に加え、12月1日より羽田発午前便も運航し、週14往復(毎日2便)に増便する。日本発着便のフライトスケジュールについて、詳細は以下で案内している。 参考文献:香港ポスト
2022/11/04
ドンキでモスバーガーの冷凍品販売
モスバーガーは2006年の香港進出以来、着実に店舗を拡大してきた。今年で16周年を迎えた香港市場では、初めて「冷凍バーガー」(冷凍珍珠堡)を発売する。日本の商品企画として発売するのは海外初のことで、ライスバーガーに特化した商品ラインナップを揃えた。商品コンセプトは、店舗では味わえない日本品質の冷凍ライスバーガー、自宅で食べたい時にボリューミーで具材感満載のライスバーガーをしっかりと味わえる商品に仕上げている。具材は店舗で販売する人気ライスバーガーとは違う新しい具材で展開。4つの具材を用意したが、どれも香港市民が好きなラインナップにすることで、日々いろいろな味を楽しんでもらえるようにと開発したという。パートナーとしてDON DON DONKIと手を組み、香港内9店舗のDON DON DONKIのみで販売をスタートする。発売は黄埔店では27日から、その他全店では28 日から販売する。 参考文献:香港ポスト
2022/11/02
半世紀の歴史持つ康泰旅行社が清算
半世紀余りの歴史を持つ康泰旅行社の親会社である凱撒同盛発展は10月28日、通告で康泰旅行社が債務不履行により清算手続きを開始したと発表した。29日付香港各紙によると、康泰旅行社は今年6月末現在の資産総額がわずか98万元(人民元)で、負債は6800万元余りに上った。康泰旅行社の主要業務は香港、広東省、マカオ地域で展開しており、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が続いた影響によって収益能力は低下し債務償還能力が乏しいことから清算手続きを開始した。強制積立年金管理局(MPFA)は影響を受ける同社社員に代わって未納となっている2万ドルの積立金を追徴すると表明した。消費者委員会では消費者から同社に対するクレームを2件受け付けたという。1966年設立の康泰旅行社は最も古くて最大級の規模を持つ地場旅行社の1つ。ピーク時には香港・マカオ・広東省や海外に30社の子会社を抱えていた。 参考文献:香港ポスト
2022/10/31
大湾区航空、来年1月に東京便就航
大湾区航空は7月末にバンコク―香港便の運航を開始したのに続き、間もなく台北や東京へのフライト運航も開始する。10月24日の香港メディアによると、大湾区航空の許漢忠・行政総裁は20日、ブルームバーグのインタビューを受け、同社がエアバスとボーイングと商談を進めており、航空機材の購入をできるだけ早く決定する意向を示した。業務拡大の計画に合わせて次世代航空機を導入し、2023年夏までにボーイング737―800NGを少なくとも2機購入する構えだ。今年12月には台北桃園、23年1月には東京成田へのフライトを就航させる。台北は12月1日から毎週5便、東京は23年1月12日から1日1便運航する。運賃は片道380ドルからとなる見込みだ。 参考文献:香港ポスト
2022/10/28
イオンがコメダ珈琲店をオープン
イオンは飲食事業への参入として日本の喫茶店ブランドである「コメダ珈琲店」を香港に誘致し、10月21日に1号店を黄埔のイオンスタイルにオープンする。20日付香港各紙によると、イオンはコメダと地域フランチャイズ経営協定を交わし、長期的に大中華区に100店のコメダ珈琲店を開設する計画で、香港で3年以内に少なくとも10店舗をオープンさせるという。早ければ来年上半期に2、3号店をオープンする。粤港澳大湾区では深セン市などに進出する。香港のコメダ珈琲店の商品価格は日本の1.5倍となり、メニューは完全に日本のメニューに合わせているほか、わずかながら現地化して香港市民の口に合うようにしている。 参考文献:香港ポスト
2022/10/26
9月の観光統計、来港者6万6千人
香港政府観光局(HKTB)は10月14日、2022年9月の観光統計を発表した。同日付プレスリリースによると、22年9月の来港者数は延べ6万6037人だった。9月の来港者のうち中国本土からの旅行者は延べ5万1282人。本土以外の国・地域からの旅行者は延べ1万4755人。このうち、マカオも含む短距離市場は延べ5826人、長距離市場は延べ7013人、新市場は延べ1058人だった。一方、22年1~9月の来港者数は前年同期比延べ24万9099人だった。来港者のうち中国本土からの旅行者は延べ20万1591人。本土以外の国・地域からの旅行者は延べ4万108人。このうち、マカオも含む短距離市場は延べ1万9099人、長距離市場は延べ2万1952人、新市場は延べ3213人だった。国・地域別の統計の詳細は10月31日に発表される見込みだ。 参考文献:香港ポスト