「 香港 」 一覧
2021/05/28
経済団体が広東省に検疫免除要求

香港中小型企業連合会の劉達邦・栄誉主席はこのほど、広東省政府に香港ビジネスマンの検疫免除を要求したことを明らかにした。 5月21日付香港各紙によると、劉主席は先週、中華廠商連合会など多くの業界代表らとともに広東省政府に書簡を送付。中国本土に工場を設置している香港企業のビジネスマンが、自家用車で指定ルートを通じて工場と香港を往来する場合は検疫を免除することを要求。 特に交通が最も便利な皇崗出入境管理所を開放し、香港ビジネスマンが広州市、潮州市、汕頭(スワトー)市など香港企業の工場が集中する地域に赴くことができるよう提案した。本土当局からは関連案を検討するとの返事を得たという。 参考文献:DIGIMA
2021/05/26
5Gサービスへの苦情、昨年の2倍超
香港の消費者委員会によると、通信会社が提供する5Gサービスへの苦情が昨年の2倍超に上っていることが分かった。 5月17日の香港メディアによると、5Gサービスプランに乗り換えたユーザーから消費者委員会に寄せられた苦情件数は今年1~4月に27件に上り、前年同期の2倍以上だという。 苦情の内容は主に、カバー範囲内でも通信が不安定、ネットにつながる速度が予想していたよりも遅い、5Gで2枚のSIMカードを支援するスマホなのに1枚しか使用できないなどで、ユーザーは料金の高い5Gプランならではの価値が得られてないと感じているようだ。 中には、郊外でスマホを使ったら別の通信会社の4Gサービスのほうがつながりやすく、契約中の5Gサービスでは1Mbpsという非常に遅いスピードだったとの苦情もあった。 消費者委は、5Gモバイルネットワークは今なお発展途中の段階だと指摘。契約する前に通信会社にカバー範囲や5G対応端末に付合したサービスプランについて確認するよう市民に注意喚起した。 また、通信会社に対しても5Gサービスを販売する際には、カバー率やスピードの速さばかりを呼び物にせず、ネットワークの安定性の限度な 続きを読む
2021/05/24
4月の観光統計、来港者数は38・3%増

香港政府観光局(HKTB)は5月18日、2021年4月の観光統計を発表した。 同日付プレスリリースによると、21年4月の来港者数は前年同月比38・3%増の延べ5706人だった。 4月の来港者数が増加したのは昨年同月の基数が低いことによる。4月の来港者のうち中国本土からの旅行者は前年同月比39・9%増の延べ4120人。本土以外の国・地域からの旅行者は同34・4%増の延べ1586人。 このうち、マカオも含む短距離市場は同16・6%増の延べ669人、長距離市場は同18・4%増の延べ573人、新市場は同239・5%増の延べ258人だった。国・地域別の統計の詳細は5月31日に発表される見込みだ。 参考文献:DIGIMA
2021/05/19
香港ディズニーランド6年連続赤字

香港ディズニーランド・リゾートは5月17日、2020財政年度の業績を発表した。 同日の香港メディアによると、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の影響を受けて香港ディズニーランドは同財政年度の約60%は閉鎖され、ホテルも限定的なサービスを維持することとなったため、通年の収入は76%減の14億ドルにとどまった。 純益は27億ドルの赤字で、香港ディズニーは6年連続の赤字となった。 参考文献:DIGIMA
2021/05/14
67万人が2回のワクチン接種完了

香港で新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームが開始されて5月9日で73日が経過した。 同日の香港メディアによると、政府はこれまでに約174万1700本のワクチンを市民に接種した。 約107万1500人が1回目の接種を受け、うち約47万7000人が科興生物のワクチン、約59万4500人がバイオNテックのワクチンを接種した。2回目のワクチンを接種したのは約67万200人で、うち約34万1500人は科興生物のワクチン、約32万8700人はバイオNテックのワクチンを接種した。 9日午前零時までの24時間でワクチン接種後に病院に運ばれた者は13人だった。8日には16人が病院に運ばれ、中でも48歳男性はバイオNテックの2回目のワクチンを接種した後、左半身がまひした。 参考文献:DIGIMA
シンガポールとのトラベルバブルは満席

香港とシンガポールのトラベルバブルが5月26日に始まる。 5月3日付香港各紙によると、旅遊業議会の黄進達・主席はフライトの定員が制限されていることから最初の2週間のフライトはすでに満席となり、チケット価格がつり上げられていることを明らかにした。 ビジネス客と親類訪問客の需要が高いことが反映されているが、ツアーはまだ実施できるか分からない。6月にはフライトが増えるため、市場への供給に余裕が出てきて旅客の旅行予算も抑えられるとみられる。 参考文献:DIGIMA
2021/05/05
外国人家政婦は全員ウイルス検査

香港の特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は4月30日、香港にいるすべての外国人家政婦は5月9日までに新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の強制検査を受けなければならないと発表した。 4月30日の香港メディアによると、東涌の映湾園悦涛軒第11座で39歳の外国人家政婦の感染が確認され、香港初の感染経路不明の変異種ウイルス感染例となった。陳局長は記者会見で「コミュニティーで変異種ウイルス株の陰性伝播チェーンができている可能性がある」と述べた。 悦涛軒第11座の住民約950人はいずれも検査で陰性だったが、関連地点に滞在した東涌住民は速やかに検査を受けるよう呼びかけられている。5月9日までの検査はすでにワクチンを2回接種した外国人家政婦は免除される。 参考文献:DIGIMA
2021/05/03
オクトパス(スマートカード)が限度額3000ドルに

スマートカードを発行する八達通(香港)は4月29日からオクトパスカードのチャージ限度額を1000ドルから段階的に3000ドルに引き上げると発表した。 26日の香港メディアによると、オクトパスカードのユーザーは29日からオクトパスを通じた指定サービスを利用した後、チャージ限度額が自動的に3000ドルに引き上げられる。 市民は5月16日からコンビニエンスストアやウエルカムでオクトパスをチャージする際、限度額が自動的に3000ドルに引き上げられる。 参考文献:DIGIMA
2021/04/30
店内飲食が午前2時まで緩和へ

香港の飲食界選出の立法会議員である張宇人氏は4月23日、飲食業界代表と面会し、ワクチンバブルの下での飲食店の営業制限緩和について討論した。 同日の香港メディアによると、張氏は会談の後に記者会見を行った。当局はワクチンバブルの下、3段階で飲食店の防疫措置を緩和する。 2回のワクチン接種を完了し14日間を経て抗体を獲得した市民と1回目のワクチン接種を行い「安心出行」を使用する市民に「特定範囲」を設置すれば、その範囲内では1卓の利用上限を8人とし、宴会人数は上限100人、店内飲食は午前2時まで延長できる。 参考文献:DIGIMA
シンガポールとの検疫不要のトラベルバブルを5月26日より開始

ブルームバーグは4月25日、香港とシンガポールが5月26日にトラベルバブルを開始すると報じた。 4月25日の香港メディアによると、早ければ26日に正式に発表される。 両地政府の協議では旅行者は両地を往来する際に検疫が不要となり、両地の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況が大きく変わらない限りは6月26日から往来するフライトを増やす計画だ。 参考文献:DIGIMA