2019/05/24
今年の輸出総額伸び率は5%と予測
香港貿易発展局(HKTDC)は今年の輸出総額伸び率を5%と予測していることが分かった。5月15日の『文匯報』(電子版)によると、HKTDCの梁国浩・総裁補佐は同日、重慶市で開催された「都市建設 重慶・香港フォーラム」に出席し、「米中双方は最近たびたび貿易交渉を行っており、われわれは経済発展の先行きについて慎重ながらも楽観している」と指摘。香港の今年の輸出総額伸び率は5%、輸出量伸び率は3%との予測を示した。
梁氏はさらに「一帯一路と粤港澳大湾区がまさに香港企業を支援している。特に中小企業が新市場や他の生産基地を開拓するのをサポートできる」と語った。HKTDCはメディアを通じて対応措置や市場情報をアピールしているほか、生産拠点の設置を検討するために香港
企業の視察団を組織するなどの支援を行っているという。今後さらに香港企業が欧州や日本などの成熟市場、フィリピンやインドネシアなどの一帯一路市場や大湾区市場を開拓するのをサポートする方針だ。
参考文献:DIGIMA