2020/03/27
広州交易会が中止、半世紀で初めて
広東省政府は3月23日、新型コロナウイルス(COVID―19)が域外から流入するリスクが高いことを考慮し、広州市で4月15日に開幕する予定だった第127回中国進出口商品交易会(広州交易会)を中止すると発表した。
3月24日付『星島日報』によると、李克強・首相は10日の時点でまだ広州交易会の準備を万端に整えるよう強調していたが、広州交易会が1957年の開始以来、延期または中止となるのは初めてのことだ。今年の春の広州交易会は第1期が4月15~19日、第2期が4月23~27日、第3期が5月1~5日に開催されると発表されていた。
だが広東省商務庁の馬樺・副庁長は23日の省政府の記者会見で「今年の広州交易会は予定通り広州で行わないことが確定した」と表明。広東省がウイルス流行状況を評価して中央政府に提案を出すという。
参考文献:DIGIMA