2020/05/06
約4億1600万枚のフェイスマスクを輸出
税関総局によると、ベトナムは、年初から4月19日までに4億1570万枚のフェイスマスク(6319万米ドル相当)を輸出した。
4 月 1 日から 19 日までの間に 3 億 4400 万米ドル相当のマスクが 8819 万枚輸出されており、そのうち 5130 万枚は贈答品や寄付であった。
この間、ベトナム製マスクの輸入量が最も多かったのは日本で3270万枚、次いで韓国、ドイツ、アメリカがそれぞれ1710万枚、1110万枚、1040万枚であった。
4月初旬、グエン・スアン・フック首相は、医療用マスクと防護服の輸出について、備蓄を含めた国内需要を満たすことができれば輸出を認めた。
これらの製品は、新型コロナウイルス大流行の被害を受けた国にしか輸出できない。
保健省の数字によると、医療用マスクや防護服を生産している企業はベトナム国内に約68社ある。衣料品会社の中には、布製マスク以外にも医療用マスクの生産に投資している会社もあり、例えば、Garment 10 Corporation株式会社やTNG投資貿易株式会社などがある。
EUのベトナム貿易事務所は、技術基準に従わない医療用フェイスマスクや防護服を大量生産すると、供給過剰になり、輸出できなくなると被害を受けると警告している。
また、生産者が医療用マスクと防護医療服をEUに輸出するためには、CEマーキングが必要であり、これは製造者が製品を評価し、EUの安全、健康、環境保護の要求を満たしていると判断したことを示すものである。
商工省輸出入部のTrần Thanh Hải副部長は、フェイスマスク生産者に対して、品質と安全性の要求に注意を払い、輸出に必要な証明書を取得するように促した。
参考文献:DIGIMA