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2021/05/21

タイ

ワクチン接種は今年末までに! 厳しい規制は8-9月まで?

コロナ感染者がタイ国内で広まっているなか、今回のタイ政府の処置で、レストランなどのサービス業や観光業などが再び、大きな打撃を受けており、外国人の受け入れを楽観視していた観光業も、外国人の入国での隔離が14日に戻され、入国等も厳しい状況となっている。

 
一方で、この処置はタイ人のワクチン接種のスピードとも関係してくるが、今のところ、7月までに高齢者や持病のある人、8月からは一般のタイ人の接種で12月末までに5000万人の接種を終えたいとしている。このため、今年8~9月ごろまではコロナ感染者の拡大を防ぐため、厳しい処置が続くと見られる。

 
タイ政府などによると、コロナのためのワクチンについては、タイ人の2回分の接種のため、1億回分のワクチンを用意する見込みで現在、6500万回のメドが立っており、残りの用意を急いでいる。

 
医療関係者や60歳以上の高齢者、持病を持っている人など、すでに接種が始まっているが、高齢者1170万人を含めた1600万人がまず対象で、7月末までに終えるとしている。

 
続いて、7月からは18歳から59歳までの3100万人が対象で、7月から予約、8月から接種となり、今年末までに1人2回の接種を終えたいとしており、全体で1億回分のワクチンが必要となる。

 
また、外国人労働者についてもクラスターなどを防ぐため、タイ人の接種のあと、行うとしている。外国人労働者なども、タイ政府分の輸入でまかなえるとしており、それ以外は民間企業、病院の輸入、費用発生の接種となる。

 
今年9月ごろから一般のタイ人のワクチン接種が本格化し、今年末までに終了したいとしているが、7月ごろからは外国の大使館関係者の接種も始まるといい、2千人ほどとしている。外国で承認が多いファイザーやモデルナを用意する意向で、タイではそのほか、アストラゼネカやシノバック製が供給されている。

参考文献:DIGIMA

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