2023/05/26
デジタル香港ドルの研究開発が始動
香港金融管理局(HKMA)は5月18日、「デジタル香港ドル」(e―HKD)のパイロットスキーム始動を発表した。19日付香港各紙によると、パイロットスキームでは16社の金融、決済、科学技術界の入選会社が年内に第1段階の14項目の試験を行う。6分野の潜在使用例で詳細研究を行い、11月のフィンテックウイークの期間にテストの経験を発表する。入選リストには香港上海銀行(HSBC)、中国銀行(香港)、スタンダード・チャータード銀行の発券銀行3行のほか、バーチャル銀行の衆安銀行、電子決済企業のアリペイHK、HKTペイメント、新世界発展の関連会社である裕承科金傘下のARTA―Email、中国建設銀行(アジア)、中国工商銀行(アジア)、恒生銀行、富邦銀行、米国の科学技術企業RippleLabs、ビザカード、マスターカードなどが含まれている。デジタル香港ドルがいつから登場するかはまだ予定が確定していない。
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